人は他者から支えられていると思えているとき、すでに癒されている

私と福祉の仕事との出会いはまったく偶然でした。

偶然、入った福祉の仕事ですが、私の人生においてとてもよかったと思っています。

今、人生の終盤にいて感じているこの感覚が幸せということなのかもしれません。

「人は他者から支えられていると思えているとき、すでに癒されている」 

これまで辛いと思うことはいっぱいありましたが、仕事に来るといつも癒されてきました。

障害を持つ人たちとの"かかわり"の中で生まれる笑顔からです。

「どちらか支えられているかわからない!」ということをしばしば感じてきました。

そして

「障害を持たれている方々が、私たちとのかかわりの中で"しあわせ"だと感じられるようにかかわる」

ということを大切に思っています。

このことは障害があろうがなかろうが変わらないことです。

こんなことを考えて、仕事をしてきてこのことを伝えるためにはどのようにしたらいいのだろう、

と考えながら様々なセミナーやワークショップなどに参加してきました。

その中で福島正伸という人がいるということを数年前に教えてくれる人がいました。

講演を初めて聞いた時、笑いながら涙が止まらなくなっている自分がいました。

"他者の幸せのために懸命に生きている人"

そのメッセージに感動しました。

その後、毎月のように講演を聞きに行きドリプラという生き様も知りました。

私どもの法人にも講演に来ていただき、

今、私は多くの仲間と業界ドリプラ(さぽ☆どり)も開催しています。

相互支援の大切さ、ドリプラという"あり方"、

そして、

多くの人々が"しあわせ"を実感できるような相互支援社会になるように

自らの人間力を磨いていくことを生涯の使命だと思っています。

(職員向けメッセージより)

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このブログ記事について

このページは、町田福祉園のGMが2015年4月17日 16:45に書いたブログ記事です。

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