天野敦之氏(コンサルタント・天野敦之事務所株式会社代表)

いったい何が起きているのか?

無理して、やりたいことを我慢して、必死で働いて、
どんどん幸せから遠ざかっていく。

お金持ちになった人も、そうでない人も、
誰も心から笑っていない。

思いやりや、慈しみや、優しさは、ビジネスの邪魔になる。

... ビジネスは闘いなのだから、甘いことなんて通用しない。

そう言われて、本当の自分を押し殺して、がんばってきた。

そこには、幸せはなかった。

本当はもっとつながっていたい。

幸せは、つながりの中にある。

それなのに、どんどんつながりを分断していった。

仕事の効率化を進めて、無駄を省いて、生産性を上げて、
隣の人が本当は何を考えているのかも知らないまま
ロボットのように仕事をこなしていく。

感情も排除して、理屈だけで科学的に仕事をすることが
最先端だともてはやされた。

でもそうやって科学的な手法を取り入れて、残ったのは
仕事の虚しさだけ。

本当は、仕事は神聖なもののはずなのに。

自分の素晴らしさを発揮して誰かに喜んでもらえる機会なのに。

そんな働く喜びが、消えていった。

みんな孤独で、寂しくて、つながりたいのにバラバラ。

お互いに足を引っ張り合って、無駄な会議ばかりして、
疑心暗鬼、相互不信、会社に行くのがつらい。

そんな状態で仕事をしても、いい仕事ができるはずがない。

仕事だけじゃなく、社会全体で、つながりが分断されている。

傷付きたくないから、誰も本音を言わない。

隣に誰が住んでいるかも知らないし、助け合うこともない。

facebookやtwitterで、みんなつながろうとする。

でもそれは、贋物のつながり。

つながりたいという寂しさをビジネスに利用されているだけ。

そんなとき、311が起こった。

本当に辛く悲しい出来事。

でもその中で、つながりの大切さに気付いた。

みんな本当はつながりたかった。

助け合わなければ生きていけない状況に追い込まれて、
そのつながりを思い出すことができた。

被災地で助け合う姿が、世界から称賛された。

311は、同時に、いろんな矛盾を明らかにした。

原発は、安全なんかじゃなかった。

多くの人たちを犠牲にして、一部の人だけが利益を得る
そんな構造が明らかになった。

もう、無理が通用しなくなっている。

問題を先送りになんかできない。

今、変わらなければ、人類は生き残れない。

その役割を担うのは、日本。

放射能で日本はもうダメだ、という人もいるけど、
むしろ全く逆で、今こそ日本の素晴らしさを思い出すとき。

つながりを大切にしてきた、自然を畏れ敬ってきた
日本の叡智に立ち返るとき。

日本語には、素晴らしいことばがたくさんある。

たとえば「いただきます」

料理してくれた人だけでなく、食材になった野菜や肉・魚、
それらを生み育ててくれた農家の方や、大地、海、雨、太陽、
そうした生命をいただいて、生かされているという、感謝の気持ち。

たとえば「おかげさま」

調子はどうですか?と聞かれて、おかげさまでと答える。

誰のおかげというわけでもなく、目に見えない大きな力も含めて
すべてのおかげで生かされている、という感謝の気持ち。

たとえば「もったいない」

もったいないという言葉には、その対象の本来の素晴らしさが
発揮できていないことを惜しむ気持ちが込められている。

もっと活かせるのに、もっと輝けるのに、もったいない、という
すべての生命の無限の可能性を信じる気持ちが、そこにある。

たとえば「はたらく」

働くとは、傍を楽にすること、つまり周りの人たちを幸せにすること。

英語圏では仕事を苦役と考えて、何とか避けようとするけど、
日本は働くことを喜びと考えてきた。

何しろ、日本の神話の中では、天照大神でさえ、
機織りの仕事をしている。

一番偉い神さまさえ、仕事をしているんだ。

お金のためではなく、仕事が神聖な行為だから。

日本の八百万の神の考え方も、批判されてきた。

クリスマスに教会に行き、除夜の鐘でお寺に行き、
初詣に神社に行く。

節操が無い、と言われるけど、違いを否定せずに、受け容れて
良い部分を学んで楽しむ感覚は、実は最先端なんじゃないか。

その辺の石ころさえも、神さまとして奉って、感謝する。

どんなものにも、神さまが宿る。

自分の中にも神さまがいる。

神社に鏡があるのは、鏡に映った自分が神さまですよという証。

日本人は、自然を神さまとして敬ってきた。

自然は、征服したり管理したりする対象ではなかった。

みんなが自然を神さまと思えたら、
自然環境破壊なんて無くなるかも知れない。

原発によって、神さまが宿る、母なる大地を殺してしまった。

取り返しのつかない、本当に愚かなことをしてしまった。

ここで気付かなかったら、
すべてに神が宿るという日本の叡智を思い出さなかったら、
それこそ犠牲を無駄にすることになる。

今、世界も日本も、本当に危機的な状況。

でもこの危機は、もっと本来の素晴らしさを発揮しなさいという
メッセージかも知れない。

私たちは、あまりにも自分たちの力を過小評価してきた。

今こそ、日本の叡智を思い出すとき。

不景気だと言われるけど、実は景気を良くする方法も
日本語の中に秘められている。

景気は、文字通り、氣の状態。

日本人は、景気は氣が左右するということに気付いていた
数少ない民族。

氣の状態を良くすれば、不景気は解消するのであって、
財政出動とか公共事業とかは、あまり意味はない。

もっと純粋に、心の問題。

みんなが笑って、自信を取り戻して、お互いに愛し合えば
それだけで景気はすぐに回復する。

日本人は、氣を高める方法も知っていた。

だから坂本龍馬は、江戸と京都と長崎を何往復もできた。

メールも電話も無い時代に、薩長同盟、大政奉還を成し遂げた。

氣を高めるには、ゆるめること。

無理をせずに、余計な力を抜くこと。

宮本武蔵は、実はゆるめることの達人だった。

寺子屋では、氣の扱い方が教えられていた。

呼吸によって、氣の力を体内に取り入れ、循環させていた。

今の日本人は、頭で考え過ぎて、無理して余計な力が入って
氣が循環せずに、苦しんでいる。

本当に大切なものは、目に見えない。

星の王子様の言葉だけど、日本人はみんな知っていた。

それを非科学的だといって無視してきたけど、
目に見えないものを排除する方がよほど非科学的だということに
みんな気づきはじめた。

日本人はもっと誇りを取り戻そう。

何しろ、日本は世界最古の王朝。

世界で二番目のデンマークが1000年ちょっと。

日本はその倍以上、ずっと単一の王朝が続いている。

アメリカは230年、中国はわずか60年程度。

ただ続いているからすごい、というわけじゃない。

驚くべきことは、天皇陛下が、自分を守る軍隊を持っていないこと。

当たり前と思うかも知れないけど、これはすごいこと。

海外では、民衆が飢えているのに王様が贅沢にふけって
革命を起こされてギロチンにかけられる、という歴史の繰り返し。

日本では、民衆が飢えているとき、天皇陛下も一緒になって
食事を制限され、国民の苦しみを自分の苦しみとして耐えられる。

天皇陛下は、一年中、日本国民の平和を祈ってくださっている。

その祈りの力が、日本を守っている。

でもそのことは、ほとんどの人が知らないし、知らされていない。

天皇陛下を賛美するだけで、右翼として扱われる。

そう思ってしまうのは、洗脳されている証。

学校では、歴史で日本の神話や国の成り立ちを教えない。

神話を教えなくなった国は確実に滅びるという。

日本は、巧妙な手段で、骨抜きにされている。

これは、戦後のGHQの占領政策。

日本は武力では制圧できないと知ったアメリカが、
文化を破壊することで、日本の力を殺いでいった。

それがとてもうまくいって、日本人はみんな自信を無くしてしまっている。

でもそれはわずか60年前のこと。

だから、ただ思い出せばいい。

日本の叡智の素晴らしさ、日本人の誇りを取り戻せばいい。

わざわざ海外に学びにいかなくても、叡智はここにある。

生かされていることへの感謝、目に見えないつながり、
経済はお金ではなく氣であること、
仕事は人を幸せにする神聖な行為であること。

輝かしい未来を創るために、本当に大切な智慧は、
すべてここにあった。

それを思い出して、お互いに助け合い、信じ合い、愛し合うこと。

相手を信じ、思いやり、慈しみ、愛する気持ちが、
人間の可能性を最大限に高める。

人は誰でも、もっと輝ける。

天野敦之氏(コンサルタント)

(職員向けメッセージより)

支援の"しくみ"

記録のなかで、ご利用者が何をした、何を言った、そして落ち着いていただいた等の行動の事実しか表現してない記録を読むことがあります。

どんなに重度の方でも、どんな気持ちでそこにいたのか、起こした行動の意味は何なのか、それを見て自分はどんな気持ちになりかかわったのか、生と命が表現されない文章は人として見てないように見えます。

かかわりの中で起こったことを心を使い情緒を持って表現することをエピソード記述(鯨岡峻)といいいます。

物語としての人生(お心主義、宮下智)、エビデンスに対してナラティブな視点、表面で見えていることではなく背景にある辛さや悲しさに心を添う支援(阿部)など様々な表現で言われます。

大切なことは、
支援者は自らのことを知っている、
自らとつながっていること(自らの防衛機能を知っている、純粋性を保てること)であり、
相手の大変な辛さから必要以上に影響を受けない(逆転移)ことでありながらも、
その辛さをあたかも自らのことのように体験できることです。(共感・間主観性)

この"かかわり"を感じられる時、人は自らを認め一歩踏み出す勇気を持ちます。

見ようとしないと見えない視点、
見ていると相互にパワーをもらえる"あり方"
これを私は「支援」と呼びます。

(職員向けメッセージより)

命の使い方

これからは、自分の命の使い方がテーマになります。

先日、私が教えている大学で入江元太さんがゲストスピーカーを務めてくれました。

「この人生幸せになるしかないんだ!」とのメッセージに涙ぐむ学生も見られえました。

編入生も多く福祉事業にほとんどの学生は進みます。

この人たちが、この仕事に夢が持てるようにしなければ!と元ちゃんと終ってから熱い打ち合わせ!

ともかく福島正伸さんの世界観を福祉関係者に知ってほしい!(2月4日町田福祉園にて講演)、

次に入江富美子さん(元ちゃんと兄弟ではありません)の、映画・講演・ワークショップを関東で、多くの福祉関係者に"自らの中にすでにあるゆたかさ"を五感で知ってほしい!

そして私たち自身が発信していくこと(例えば福祉ドリプラ)を実現していきたい。

制度政策は大事です。

でも、

人が最も資産である福祉の世界、

最もビジョナリーな世界、腑に落ちてもらう人を増やさなくては!

人は人でしか変わりません。

幸せは"つながり"の中でつくられ、醸成され、人生の輝きとなります。

(職員向けメッセージより)

私たちが大切にしている支援に「心に寄り添う」ということがあります。

どんなに障害が重くとも、言葉が不鮮明でも、言葉があっても、障害があってもなくても、

見たいものを見ようとし、感じたいことを感じようとし、そして、すべての人は安心に包まれ幸せになりたいと思っています。

私たちの仕事は幸いです。


人の安心や幸せを感じていただくための行為・支援は、そのことをさせていただきながら私たちも幸せになる"相互支援"の仕事だからです。

効果を判断する唯一の方法は、笑顔や表情などの全体像からです。

言葉がある人でも言葉での情報伝達は7%(メラビアンの法則)です。

皆、その意味では大切にしなければならないことは同じなのです。

「何が」「どのように」その方の目となり耳となり体は思っているのか、ということに心を馳せることが、ご本人も気が付いていない深層部分とつながる方法であり、本質的なコミュニケーションが気付かれる方法です。

福祉には様々な考え方、捉え方がありますが、

「支える」ということを間違わない唯一の方法は、ご本人の本当の思いとつながることです。

そのことを確認しながら仕事をしていることが確認できれば方向は間違っていません。

寄り添い、安心と輝く笑顔、それが全てです。

(職員向けメッセージより)

風にあたりに散歩するだげでも「歩行訓練」、家に帰るのも「帰省訓練」といわれた「措置」の時代、暮らすことが「指導・教育・訓練」で表現された。

80年代になり「共に生きる」「ノーマライゼーション」ということがいわれるようになったが、これも良心的な支援者側からの"目線を同じにしたい!"ということ。

国際障害者年の10年であったり、日テレの「愛は地球を救う!」というキャンペーンでTVで絵の上手な障害者がとり上げられた。

90年代になると、
エンゼルプラン、ゴールドプラン、ノーマライゼーション7か年戦略など基本計画が数値目標とともの示され「支援」という言葉が使われるようになる。

2000年になり介護保険という公助・自助に続き三番目の福祉、共助が始まる。

契約の社会は、対等、権利が守られるという意見もあったが、

圧倒的な大きなニーズの中で、自らの権利を主張できない人たちへは、

"生きる"ために必要な事柄さえ負担させられ、"事件"の報道は途切れない。

"支援"とは何を支えるのか?"当たり前"のことは、あたりまえ!。

「生きにくさ」を抱え、精一杯生きている人たちを、

私たち以上に安心に包まれ、幸せを感じられる暮らしを送っていただくために、

私たちの目は、手は、心は、魂は何をしようとしているのか!

Tさんの亡骸を前に、手を合わせたとき湧き上がってきた言葉は、

「あなたはしっかり生きてきた!」ということ、涙が止まらなくなった。

人は人でしか支えられない。

制度の改革を待つことでもなく、変えられることは自らの「あり方」を変えること。

現場は、いつも大変と言う、「大変」とは大きく変わること。

「いつか・・・なんとかなる」「いつか」ということばは永遠に実現しないと同じ言葉。

どんな時代、制度、政策下でもできること、

自らを自尊心を持って"福祉人"と呼べるように、

全てを肯定的に受け入れ、学び成長させ、"支え"られる人になるように変えること。

(職員向けメッセージより)

1/4の奇跡より

難病を患っている雪絵さんに「楽しい話をして」と言われて

山元加寿子(養護学校教員・作家)さんはこんな話をしました。

それは、テレビで観たお話です...

アフリカでマラリアが大発生したときマラリアにかからない人がいることがわかりました。

それを科学者や医師が調べたところあることがわかりました。

私たちの多くは赤血球の形がハンバーグのような形をしているそうです。

ところがマラリアにかからない人たちは鎌状の形の赤血球の遺伝子を持っていました。

さらに、その人たちは3つのグループに分けられました。

一つは鎌状赤血球貧血症という病気(障害)を持っているグループが1/4、

鎌状赤血球を持っていても病気にならないグループが2/4、

残りの人たちは鎌状じゃない人たち、

マラリアが大発生したとき鎌状赤血球を持っていて障害のない人たちが生き残りました。

けれども、

1/4の鎌状赤血球貧血症の人たちがいなければ2/4の生き残る人たちは生まれてこないということです。

「今障害を持った人や病気を持った人はたくさんいます。

その人たちが私たちの子供、子孫を救うために今一生懸命頑張って生きてくれている」

この人たちは大切な存在なのです。

入江冨美子「1/4の奇跡~もう一つの、本当のこと」より

(職員向けメッセージより)

今日のすがすがしい青空の中で、あの台風の強風と豪雨、そして熱波の夏は想像できるだろうか?

私の人生の中で起こって、打ちひしがれるような辛さ、悲しみ、苦しみは、

今、同じようには感じられない。思い出せない。

囚われていることが、未来を生きて行くのに「もったいない」時間に思えるようになってから。

自らの中にすべての応えがあることを自覚している。

相手がやる気が無いのは、自分にやる気が無いから。

相手が笑顔で無いのは、自分が笑顔で無いから。

相手が話を聞いてくれないのは、自分が相手の話を聞いてないから。

相手が不満が多いのは、自分が不満ばかり言っているから。

相手が暗いのは、自分が暗いから。

相手が自分のことしか考えていないのは、自分が自分のことしか考えていないから。
]
相手が自分を信頼しないのは、自分が相手を信頼していないから。

相手が成長しないのは、自分が成長していないから。

人をうらぎらない。

安心を与える人になる。

正しさがあり、常に他者の幸せを追求している。

愛と感動と感謝の中を生きている。

夢と共(友)にあり、常に他者の幸せを追求している。

起こること、すべては自らの責任と思っている。

そんな信念を持って人生を歩む、自分になると決めている。 

(職員向けメッセージより)

幸せの連鎖

仕事をすること、

家族を持つこと、

育児をすること、

良いパートナーと出会うこと、

すべての出会いが素晴らしいと思えること、

学生に教えていること...その学生が社会人になり...そのことを実践していること、

私の講演を聞いている人たちが勇気が持てて幸福感を味わうことができること、

行政の人たちが頑張っていただけるように感謝をすること、

私が発信する内容が、多くの人たちに共感と感動を持って受け入れられること、

パワーとは助けあうことによって何倍にも大きくなること、

だから助けられる前に助けること、

そして、

すべての人の欠点やコンプレックスでさえエネルギーに変わるように
"かかわり"を大切にすること。

そんな自分でいられて、そんな仕事ができるように生きること

「つまらない仕事、人生は無い。自らが、つまらなくしているだけ!」
「幸福とは、笑顔の連鎖から始まる

人はめざすもの、やりたいことがあると自分に負けない、
 
 めざすもの、やりたいことがないと自分に負け、生きる意欲を失う、

 だから、学び、感謝し、夢を持つことが大事」

「今日という日は残りの人生の最初の一日」 
  見えないところ、そこまで考えて勝負する。それが一流。スティーブ ジョブズ

絆とは相手を受け入れる勇気を持つこと

(職員向けメッセージより)

福祉の仕事はコミュニケーション支援です。

言葉が無い人たちは全身で表現していますので、呼吸や表情、全身像から意思を読み取ります。身体は無意識に反応しています。身体は嘘をつけません。

言葉がある人の方が言葉に惑わされ真意を測れないことも少なくありません。

"やりーとり"には支援者側の読みとる感度を高める必要があります。

自らの内側で起こっていることに意識を向けチェックをし、対象者の内側で起こっていることに焦点を当てじっくりと味わって行く過程、共鳴するという関係を作っていきます。

安心安全で他者との繋がりを感ずることができたとき人は勇気、気づき、成長のきっかけを掴むことができるようになります。

簡単には解決できない問題は"聴く"だけでも援けになり効果があります。

関係(介入)することにより対象者がもっとも欲しているもの(探しもの)を得るためのお手伝いをすることが支援者の役割になります。

よい関係性の中で意思がはっきりと自覚されていくということはよくあることです。

その場(職員集団・施設・地域など)に潜在的に影響を与えている事を知ることは大切なことです。人は場と深く繋がっています。

知的障害者の意思決定支援が話題になっています。

これが入り口です。

(職員向けメッセージより)

入所の制度が変わり多くのCWや親御さんのお話を集中的にお聴きする時間が一月ほどありました。

どのケースもたいへんな状況で順位付け選ぶことに正当性はなく全ての方々の満たされない感情・ニーズに応えられないことに申し訳なく思いました。

福祉は「地域の時代」ですが、東京という特殊な地域は10万人当たりの入所施設の利用者は30人程度で全国一少ないのです。

地域移行ということは地域性を考慮に入れなければなりません。

東京でのグループホームの利用者は約5,000人ですが、障害程度が4以下の人がほとんどで5,6の方々への利用はわずかです。

この人たちのグループホームは"重装備"が必要です。

今すぐにでも居住支援が必要な人たちは350人、ご本人の年齢が40代以上の方々は24%、その方の親御さんはかなり高齢になっておられます。

福祉はもっともビジョナリィな経営が必要な業種です。

理念は高く、でも目の前のニーズには応えていかなければなりません。

いつまでに、どの程度(数値化)、どんな形で地域移行をするというタイムラインを示すべきです。

"住まう場"が保障されていないということは人権問題です。

"真のニーズ"シーズ(seeds)に応えていくことが求められています。

(職員向けメッセージより)