相手の想いにフィットする"濃密"な人間関係

友人とはできるだけメールではなく直接声を聞き話すようにしています。

メールは読む情報で言いにくいことも重くなく表現できます。日常的にとても便利に使っていますが、たまたま話しているとき『元気そうだね!声が違うよ』と言われました。以前この人と話しているときは辛い話が多かったことも思い出されました。

人のコミュニケーションに影響力を持つ要素として、言葉は7%にすぎず話し方や声のトーンは38%と言われています。

「聴く」とは耳と目と心で「聴く」と書きます。『心のやりとり』は五感で感じ感情を表現します。

『ジョーズ』という映画を見たことがありますか?あの迫ってくる音楽、三角のひれ、すでに体は緊張しています。我々は視覚、聴覚、体感覚を駆使して『やりとり』をしています。

「読む」ということの情報は極めて少ないのです。呼吸を合わせたり表情を合わせながらの会話は気持ちの良いもので「深い話」になっていきます。

福祉の仕事は「濃密な人間関係」が必要な仕事です。濃密とは濃いというよりその方の「想いにフィット」する関係です。

(職員向けメッセージより)

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このページは、GMが2009年11月24日 18:35に書いたブログ記事です。

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