べてるの家の当事者研究

22日『「べてるの家」から学ぶ研修会がありました。

北海道の浦河という小さな町で赤十字病院のMSWの向谷知生良の取り組みから始まりました。

氏は、すぐれた(ユニークな)ソーシャルワーク(べてるでは認知行動療法や当事者研究と呼んでいる)と、徹底したセルフヘルプグループ、SSTの実践により決して軽くない症状の人たちが、治癒ではなく病気と共存しながら生きていくという支援のエッセンスをメンバーとの「やりとり』を通して示してくれました。

べてるでは、『爆発』と呼んでいるパニックについて印象的な発言がありました。『困難を抱えている人は様々な手を使って「人とのつながりを探す」のが生命線、爆発をくりかえしては、自分の助け方を探している。

そうやって自分を助けてきた』ある引きこもりと家庭内爆発を繰り返してた人が、SSTを学び母親に『爆発しても言い?』と聞いたら『いいよ!』と答えてくれてからシャワーを浴びられるようになった、と話していました。

コミカルな中に病気と闘いながら精一杯生きている人たちから『勇気』をいただきました。

(職員向けメッセージより)

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このページは、GMが2008年11月25日 18:44に書いたブログ記事です。

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