「人・モノ・金」から「人・人・人」へ

社会福祉施設の経営は措置制度から契約制度に変わった2000年以降大きく変わりました。

これまでの「施設運営(管理)」という側面から「法人経営」へと変わりました。それまでは施設単位での措置費の使途については厳密に制限されていました。現在は「サービスの対価」としてかなり規制緩和されています。

また、施設の規模についても一法人一施設が多いのですが、人材育成、人材確保、資金調達、リスクの分散など、規模拡大によるスケールメリットの獲得、事業の安定的継続を行ってきました。

今、この点に気付いてもスタートラインには着けません。みずき福祉会の経営的状況分析はこれまで成功してきています。今必要なのは、人材から人財へのスキルアップです。次の時代に「どのような人材が必要か?」ということです。

企業ではよく「人・モノ・金」といいますが,社会福祉法人の「モノ・金」は公が占める割合が圧倒的に多いのです。つまり社会福祉法人は「人・人・人」がもっとも大切なのです。「しくみ」は作ります。「その気」になってください。

(職員向けメッセージより)

このブログ記事について

このページは、GMが2009年4月30日 10:41に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「みずき福祉会に蓄積される「職員を育てる文化」」です。

次のブログ記事は「「志向のための思考」という能力」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。