３月２８日、町田福祉園にて平成21年度の辞令交付式が行われました。そこで話された先輩職員からの歓迎メッセージと、新任職員よりのこれから始まる新しい仕事へ取り組む意気込をご紹介します。

新任スタッフの皆さん、入社おめでとうございます。このたび入社された皆さんは今日からスタッフの一員です。心から歓迎いたします。
思い起こしますと、私も３年前に皆さんと同じように新任スタッフとして働き始めました。この３年間をふり返って、本当に時の早さを感じます。それだけ充実した日々を過ごして来る事ができたと幸せに思います。
私たちは利用される方の「安心」について考えていくことが努めですが、皆さんは自分自身の「安心」についてどのようなもの・事をイメージされるでしょう。今の自分につながるあらゆるものが思い浮かぶことでしょう。その中には、家族や友人、恩師、後輩など「他者」という存在が必ず含まれると思います。人間は一人では生きていけないと言われているように、他者が自分の存在を認めてくれることで、その人らしく生きていけるものです。
私たちの役割はまさにその「他者」という存在。利用されている方が自分の存在を大切に思い、良い人生を生きたいと前へ進んでいく為に力になれる安心材料です。
心配事があって毎晩眠れずにいた方が、見通しを持ちぐっすり眠れるようになったり、日々の生活の中に役割を持つ事でやりがいを感じ、笑顔多く過ごせるようになったり、その方の人生の分岐点に立ち会えるこの仕事は、本当に魅力的です。新任スタッフの皆さんも、必ずやりがいを感じられる事と思います。同じ志を持った同士として、一緒に頑張っていきましょう。活力に満ちた皆さんの活躍に期待し、歓迎の挨拶と致します。

桜の開花を待ち望みながら、今日の日を迎えられたことを、新任職員代表として、お礼を述べさせていただきます。
本日はこのようなすばらしい入職式を戴きまして、誠に有難うございます。皆様方より暖かいお言葉を頂き、感謝の気持ちで胸が一杯です。
正直、初めての職場におきましては、不安や戸惑いがあります。1日も早く、職場の環境に慣れ、利用者様や諸先輩方との関係を深めていけるよう努力すると共に、常に相手の気持ちや立場、又は考え方を尊重して、人とのつながりを大切にしていきたいと思います。
未熟な私たちですが、どうぞ諸先輩方、よろしくご指導いただけますようお願い申し上げます。