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"I Have a Dream" 「人生で最も永続的でしかも緊急の問いかけは、「他人のために、いまあなたは何をしているか」である」|町田福祉園のGMコラム
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"I Have a Dream" 「人生で最も永続的でしかも緊急の問いかけは、「他人のために、いまあなたは何をしているか」である」

2016年02月03日


先日、マーチン・ルーサー・キング牧師の半生の人種差別運動を描いた映画『グローリー 明日への行進』と言う映画を観ました。

 原題は「セルマ」という名で1963年に人種差別に抵抗して600人が行進し、州兵や保安官に警棒で殴られ多くの血が流された場所の地名からとられました。

 丸腰の黒人青年に対し、警察犬をけしかけ襲わせたり、警棒で滅多打ちしたり、高圧ホースで水をかけたりするなどの暴挙を行いました。

 こうした警官による事件映像はテレビや新聞によって映し出され、アメリカの世論は次第にそれらの白人の人種差別主義者による暴力に拒絶反応を示していきました。

 兄弟や仲間が、脳挫傷や骨折など重態になってしまった多くの若手の黒人からは、力による抵抗を進言されます。

 それでもキング牧師は、無抵抗主義を辞めませんでした。

 暴動を起こそうとする人たちに「人が傷ついて死ぬぐらいなら憎まれてもてもかなわない!」と一喝しました。

 力による抵抗は今回の何倍もの被害者をだすとキング牧師は考えていました。

 63年リンカーンによる奴隷解放100周年記念ワシントン大行進には携帯もない時代に20万人以上が参加し、そのうち6万人が白人でした。

 このときの演説は、20世紀最高の演説と評されています。

 それが"I Have a Dream"からはじまる演説でした。

 これは即興だったと言われていますが、世界中の人たちのみならず、人類の未来にも影響を与えたと言われています。

 その一説を紹介します。

 「私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。」

 64年7月2日キング牧師39歳のときノーベル平和賞が授与されます。

 そして、68年白人男性の銃弾により暗殺されました。

 キング牧師の死から40年後にアメリカ人とケニア人の混血であるバラク・オバマが大統領に就任しました。

 ミシェル・オバマ夫人は黒人奴隷の子孫であるため、アフリカ系アメリカ人初の大統領とファーストレディが同時に誕生しました。

 日本の憲法には、すべての国民は法の下で平等であり、健康で文化的な生活をおくる権利を有するとしています。

 障害があろうがなかろうが!です。

 私たち町田福祉園には、年間に数え切れないくらいの入所やショートスティの利用の相談が入ります。

 入所の窓口である福祉事務所は島しょも含めると82ヶ所で緊急度が高い人たち数名が応募します。

 現在、入所待機者は約200名、対象の障害支援区分は6が前提で強度行動障害や重症心身障害の方に限られます。

 ショートスティの登録者も約200名、多くの方の利用が可能となるために2ヶ月で7日しか利用ができません。

 いつも満杯状態の中で、お断りすることに慣れてきていました。

 「東大よりはいるのがむずかしいんです」なんて言いながらです。

 ところが、昨年末より私どもの法人のご利用者、私の知りあいの方々が続きざまに健康を害され、ご主人か奥様が短期的には問題が解決しそうもない状況になりました。

 入所か、少なくても7日では解決しない一時保護が必要なかたばかりです。

 空きがないのを承知で、藁をもすがる思いで直接私に連絡をしてくるのだと思います。

 電話口では辛そうで重苦しいトーンで入所の依頼の言葉が続きます。

 そして、いつものようにお断りしている自分がいます。

 絶望に包まれているかのような間が続きます。

 私がこの仕事に就いて37年になります。 

 その頃から「親亡き後・・・」の問題はあり、そのことによりわれわれの法人も出来ました。

 その後も施設は建てられてきました。

 施設改革から始まったノーマライゼーションの理念も地域であたり前に暮らすことに意味が変わっていきました。

 障害者権利条約19条でも、施設での集団生活は強制されるものではないと謳っているが、同時に地域のリソースを増やしどの地域でも支援を受けながら暮らしていけることを目指しています。

 すでに、東京では施設の入所者よりグループホームで暮らしている障害者の方が多くなっています。

 ところがその支援区分は1から4までの人が9割です。

 5〜6の人たちは1割しかグループホームでは暮らしていません。

 そして、10万人あたりの施設の入所者は30人程度で全国平均の約三分の一です。

 重度の人たちを支える重装備のグループホーム・ヘルパー制度・ショートスティなどは増えていきません。

 期限付きの入所施設などでも早急に必要です。

 養護者の一方が病に倒れた瞬間に"老老障介護"さらにその病が重篤な場合はショートスティや施設を探さなければなりません。

 障害者や介護の問題は、その家族の責任ではありません。

 社会的な問題です。

 先進国であるこの国の"不都合な事実"は、"施設から地域へ"というトレンドにしてきた時期は過ぎました。

 向かうべき道は理解しています。

 もっとも問題なことはその地域で必要とされていることが見えづらくなり、ニーズに応えていく政策が否定されてしまうことです。

 重ねて述べますが、単純に施設を擁護しているわけではありません。

 しかしながら、福祉サービスがもっとも脆弱な首都圏において、今まさにそのことによってたいへんな生きにくさの中にいる人たちが大勢いることを知っていただきたい。

 声を発し行動に移していただきたい。

 安心できる未来を創っていかなければなりません。

I have a dream that one day this nation will rise up and live out the true meaning of its creed: "We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal."

『私には夢がある、それは、いつの日か、この国の国民が立ち上がり、

「われわれは、すべての人間は平等であるということを自明の真理とみなす」

というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である』 マーチン・ルーサー・キング

(職員向けメッセージより)

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